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■ほくろ・あざの除去

ほくろやあざは、ほくろとあざの種類から大きさや
場所などにより治療法が変わってきます。

・小さいホクロの除去

小さいほくろには、レーザー治療を行います。

小さいほくろには、局所麻酔をかけた後、
人体組織に含まれる水分に吸収されて熱が発生し、
照射された部分の組織が蒸発して無くなってしまう、
スーパーパルスレーザーというレーザーを使います。
浅くて薄いものには、シミの治療の時に使われるような
ルビーレーザーを使用することもあるそうです。

術後の腫れや痛みはほとんどありません。
化粧や洗顔も治療当日からすることが出来ます。
術後は患部に小さなガーゼを当てて様子を見て、
状態がよければ2〜3日後には、通常なら1〜2週間で
ガーゼを外すことが出来ます。

レーザー治療の費用は、大体1mm辺り5000円前後が平均的な値段です。

・あざの除去

あざにはいくつかの種類があるので、
その種類によって使うレーザーが変わってきます。

茶あざ(扁平母斑)や青あざ(太田 母斑・蒙古斑)、黒あざ(色素性母斑)には、
Qスイッチ型ルビーレーザーを使います。
このレーザーは照射時間がとても短く、メラニンに吸収されるため、
皮膚の損傷を最小限に抑えることが出来ます。
赤あざ(血管腫)には、色素レーザーという液体レーザーを使用します。

こちらのレーザー治療の費用も小さなほくろと同じように、
大体1mm辺り5000円前後が平均的な値段です。

 

・大きなほくろの除去

大きなほくろや特殊な場所の場合は、手術を行います。

局所麻酔をした後、問題の部分を切り取り、特殊な形成外科縫合を行います。
抜糸は1週間目を目安に、抜糸までに2〜3回程度の消毒が行われます。
傷跡が目立つのと、傷跡の衛生環境をよくしておくために、
術後一ヶ月程度は手術箇所にハダ色のテープを貼っておかなければなりません。
抜糸さえすればその抜糸当日から洗顔や化粧をすることが可能になります。

手術の費用は規模にもよりますが、保険適用が利けば
大体10000円程度が平均価格になります。